この本と、作者の泉美木蘭さんのことを知ったのは、
SSさんのブログでした。
借金返済のためにSMクラブで働くM嬢のお話。
M嬢のお話と言えば、村上龍の『トパーズ』を思い出します。
女の子の一人称で語られる文体は少しせつなくて、なんだかじわりじわりと、自分の中のフタをしておきたいところに染みてくる感じがしました。
『M女の手帖』の主人公すみれが抱える闇にも同じものを感じたけれど、物語は明るくポップ。
1人のお客さんとのプレイの話が1章になっている…といえば、すごくエロそうだけど、これがまったくエロくないです。
もう、お客さん、つっこみどころ満載。
そんなつっこみどころ満載のお客さんに、すみれはどんどん脳内でつっこみます。
おもしろいなあと思いながら読んでいたわけですが…
物語の終盤で、こんな言葉にぶつかりました。
私にマゾっ気があるのは、きっと「いい子」だったからだと思う。
?中略?
だから、いまでも自分に暗黙のプレッシャーをあたえる存在がいてほしいと思うし、その存在にたいして、「期待にこたえる」という意識をもちたがる。それがあれば、自分はいつでもがんばれるんじゃないかという気持ちが常にどこかにあるからだろう。
(泉美木蘭『エム女の手帖』より引用)なんだかわかる気がしました。
単に愛している・愛されているということだけではなく…
強くて絶対的な力に支配されていたいと願うこと。
その存在に導かれ、自分が変わっていくことが自信につながる気持ち。
その上に、穏やかな日常がある。
…と、そんな共感もありつつ、全体的には笑いながら読めます。
ただ、表紙はかわいいけど、よく見ると拘束具をつけている女の子で…買うのはちょっと恥ずかしかったです(笑
たまたまなのですが、私は『O嬢の物語』と『エム女の手帖』をつづけて読みました。
私的には、いい読書体験でした。
追記1:表紙はSSさんのお部屋に写真があります。
追記2:木蘭さん、
ツイッターもやってます。これがまたイイです。
追記3:なんでそんなに惹かれたかと言えば、ご本人のM嬢の経験を元に書かれているからです。
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クロナワです。
さっき、前の記事にコメント書いたばかりで、
また、コメントしてすみません。
別に、あらしている訳では、ありません。m(_’_)m
「エム女の手帖」ですか。おもしろそうですね。
明日にでも、買ってみます!!