手術は、15日の午後でした。
朝6時。看護師さんが病室にやってきました。
まだ寝ていた私に、彼女はにこやかに、
「浣腸しますね。」
と、告げました。
寝起きの浣腸。なかなかのハードプレイです。
寝込みを襲われて、パジャマ&パンツを脱いで横向きに横たわり、尻を出すKIRAさん。
挿し込まれた浣腸器からは、あきらかにプレイに使う量ではないグリセリン浣腸液が注入されました。
ワタクシ…この状況をプレイと思って楽しんでみるには、まだまだ修行が足りません。
粗相がないようにトイレまでの廊下を、わけのわからない歩き方で進みました。
水どうの四国R-14で愉快な歩き方をする大泉さんを思い出していただければいいでしょうか。←知っている人にしかわからない例え
その日は婦人科の手術日なので、各個室では私と同じ状況の方がすでに戦っており、あとからやってきた同志もいて…各々が孤軍奮闘のようでいて、妙な連帯感も生まれつつありました。
そんないらない連帯感まで感じてしまい、朝の6時から文字通りすべてを出し切って、若干疲れ果てました。
この日は絶食だったので、シャワーを浴びたら、あとは2時頃まで特にやることもなく過ごしました。
2時頃から、ぼちぼち準備開始。
血栓防止のハイソックスを履き、手術着に着替えました。
処置室で、クスコで開いた膣内を温水洗浄してもらったのですが、このときのクスコが微妙に痛かったので、ついプレイ妄想で乗り切ろうかな…と考えたことを告白しておきます。
前の手術が延びているとのことで、1時間ほどの焦らしプレイ。
両親や親戚が来てくれたのですが、緊張のせいなのか頭が痛くなり、ちょっとひとりで眠りたいな…と思ったりもしていました。
(私信:このとき大事な会議を抜け出してまで「がんばれ」って言ってくれた方、とてもうれしかった。あらためて、ありがとうございました。)
やっと呼ばれて、手術室へ。
手術室へは、前後の身ごろがマジックテープで外れる手術着・不織布のシャワーキャップ状の被り物・ハイソックス・サンダルだけで、パンツも脱いで向かいました。
車椅子で行くか、歩いて行くかを訊かれて、私は徒歩をチョイス。
「なんで車椅子で行く必要があるのかねえ?」
と母に言ったら、
「パンツも穿かないで歩くの、不安でしょう?」
と。
ああ、なるほどー。
……ノーパンでお出かけするような娘になって、すみません…orz
手術室ゾーンの前まで送ってくれた両親と別れ、担当の看護師さんと指定の手術室へ。
ハイソックスだけになって手術台に横になると、わらわらとたくさんの人が寄ってくる。
これは説明のときに聞いていたので、不安になることはなかったです。
心電図をとる機器や血圧計をつけられていると、先日診察を受けた麻酔医の先生に声をかけられて、少し安心しました。
点滴が入って、酸素マスクを当てられて、
「頭がぼんやりしてきたら言ってください。」
と言われました。
すぐにぼんやりしてきて、
「ぼんやりしてきました。」
って言おうとして、さっぱり呂律が回らないなあ…と思ったら、ブラックアウト。
次に気がついたときには、病室に戻っていました。
これが噂に聞く、失われた時間か。←それはUFOに攫われたとき
こうして。
私の、『ぽんぽんないない』は、完了しました。
私が手術室から病室に戻るのと入れ違いに、両親はカンファレンスルームに呼ばれ、摘出した子宮を前に説明を受けていました。
輸血するかどうかぎりぎりの出血量だったこと、お臍の上まで切らなければ取りきれなかったこと。
いちばん大きいものは、ジャッキーの頭ほどもあったそうです。
ひとまわり小さいのと、細かいのはたくさん。
私は総量で、ジャッキーぐらいの大きさのものを、お腹に入れていたようです。
母に呼ばれて、目が覚めました。父もいました。
看護師さんも何人かいたような気がします。
全身麻酔だったために気管内挿管をしていたのですが、管を抜くときの刺激のせいで、喉が痛かったです。
すぐに身体が震え始めて、何か暖かい物を乗せられました。
震えたままで、また眠ってしまったのだと思います。
この夜は母が付き添ってくれていて、何度目が覚めても、母がこちらを見てくれていました。
すごく汗をかいているなあ…と思いながら眠っていました。
ほんとうに酷い汗だったようで、母が看護師さんを呼んで、着替えさせてくれました。
着ていた手術着も下に敷いていたバスタオルもびしょびしょだったそうです。
その後も何度か目が覚めた気がしますが、そのたびに母の顔を見て安心して、またすぐに寝落ちることをくり返していました。
後半は特におもしろいことも起こりませんでしたが(当たり前だ)、私は私が書きたいことを記録しておくのです。
あ、ひとつ大事なことを言い忘れてた。
主治医の先生は、イケメンです。
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